育毛剤の効能は大きく分けて4つに分けられます。
1つ目は、頭皮の血行を促進する作用です。
頭皮の血行を促進することにより、髪の成長を促します。
2つ目は、男性ホルモンの生成を抑制する作用です
男性ホルモンは、薄毛を誘いますのでこのホルモンの生成を抑えるます。
3つ目は皮脂分泌を抑える作用です。
過剰に皮脂が分泌されてしまうと、抜け毛の原因になったり、
毛穴がつまったりして薄毛の原因になります。
4つ目は髪に栄養を与える作用です。
髪の成長にも栄養は必要です。そのための栄養素を補給します。
これらの効果が複合して入っている育毛剤が多いので、よく成分を見てみましょう。
代表的な成分をご紹介します。
まず、血行促進する作用は、
塩化カルプロニウム、ミノキシジル、セファランチン、ビタミンEなどです。
男性ホルモンを抑制するには、キナエキスなどで、
皮脂の分泌を抑える効果は、イオウ、ビタミンB6、カシュウなどです。
栄養補給には、
アセチルメチオニン、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、L-セリンなどがあります。
そのほかにも、頭皮の状態を正常に戻す働きとして、
頭皮の殺菌効果は、ヒノキチオール、イソプロピルフェノールなど
頭皮の保湿には、キトフィルマー、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、アロエ抽出液などがあります。
ぜひ、育毛剤の成分をよくチェックしてみてください。
ご自身にあった育毛剤をお使いでしょうか?
乾燥気味の方が、皮脂分泌を抑制する育毛剤をお使いになっても、
効果はないどころか逆効果になってしまうこともあります。
また、より効果を発揮するには、髪の成長サイクルに合わせて育毛剤を変えていくことも
必要になってきますので、お使いの育毛剤にどのような効果があるか知っておきましょう。
育毛剤や育毛シャンプーの効果的な使い方についての解説は、こちらのサイトをご覧ください。
また、育毛剤は、「医薬部外品」に指定されていますので、副作用が起こる方もおられます。
胃の不快感や多毛症、手足のしびれ、めまいなど、
少しでもおかしい。と思ったら使用を中止してくださいね。