育毛剤と養毛剤。
同じように、今ある髪の毛を成長させる効果がありますが、入っている成分が違います。
これは、薬事法で定められています。
育毛剤は、「医薬部外品」の分類で、専門家の説明がなくとも使用者が説明書を読めば
安全に使用でき、効果は穏やかだが、薬効を認められているものになります。
養毛剤は「化粧品」の分類で、薬効などは認められておりません。
が、大きな違いになります。
簡単に言えば、入っている成分が違うということになります。
では、育毛剤、養毛剤の効果についてご紹介していきます。
育毛剤は、血行促進や男性ホルモンの抑制、皮脂分泌の抑制、栄養補給などの効果があります。
効果には、波があり、次第に太い毛が生えてきます。
効果を実感するには、6か月から1年程度かかる。といわれており、根気よくケアする必要があります。
こちらのサイトに、育毛シャンプーの種類についての詳しい解説をしているページがあります。こちらもあわせてご覧ください。
また、医薬部外品ですので、副作用が現れる場合もあります。
育毛剤に含まれる「ミノキシジル」という成分にアレルギー反応が出る。と報告があるそうです。
他にも、胃の不快感やめまい、多毛症、不整脈、手足のしびれなどの症状が出る場合があります。
もしも気になる症状が出た場合には、使用を中止してください。
養毛剤の効果は、育毛剤より軽い効果です。
主に頭皮の状態を整えて、抜け毛を予防したり、髪に栄養を与えてくれます。
また、髪の成長サイクルを整える効果があります。
こちらの育毛剤と発毛剤についてのページも是非ご覧になってみてください。
髪の成長サイクル。
と聞けば簡単にとらえてしまいますが、薄毛に悩む方にとっては、大変重要なことなんです。
髪の成長サイクルは、2年から5年で「成長期」「休止期」「脱毛」と進んでいきます。
髪の生まれたては、産毛で柔らかい髪の毛です。
「休止期」に入ると4か月から6か月程度で脱毛していきそのあと、6か月ほど髪は生えません。
そのため、髪が細くなり、次第に薄くなっていくのです。
また、薄毛に悩む方の80%は頭皮に異常があるといわれていますので、
スカルプケアも合わせて行いましょう。